いま、一番気になる、我が家の見つからない絵本。
私が子供のころ、
大好きだった絵本が見つかりません。
上の子には読んであげましたし、
上の子もその絵本を覚えているというので、
自宅にあるはずなのです。
でも、絵本棚をいくら探しても、
見つからないのです。
その絵本の名は、
てんさらばさら てんさらばさら (こどものともコレクション2009)
絵本のタイトルになっている 「てんさらばさら」。
「てんさらばさら」は、
この絵本の表紙にある雪みたいなもの。
秋になると、白いふわふわと飛んでいる。
雪虫ではありません。
たんぽぽの綿毛でもありません。
こんなのです。結構、大きいです。
そう、これが「てんさらばさら」だと、
子供のころ、信じていました。
(のちに、大きくなって植物の種と知る、たぶんアザミの綿毛)
絵本の中では、主人公の女の子が、
この「てんさらばさら」を他人に見つからないようにして、
おしろいを毎日かけて、「てんさらばさら」を増やすのです。
「てんさらばさら」を増やすことによって、
幸せが運ばれてくると言い伝えられていたからです。
結局は、「てんさらばさら」が増えすぎて、
旦那さまに隠しきれずに、見つかってしまいます。
そして、たくさんの「てんさらばさら」が、
空へ飛んでいくのです。
このときに飛んだ「てんさらばさら」が、
巡り巡って、自分のところに飛んできたのだと、
子供のころは、信じていましたね。
今でも、アザミの綿毛(たぶんアザミ)がふわふわ飛んでいると、
「あ!てんさらばさら!」と私は叫びます。
末っ子が「てんさらばさらって何?」というので、
「てんさらばさら」の説明をしようと思い、
絵本を探したところ、見つからないということです。
あるはずなのに、新たに買うのもな~
という私のケチな考えで、
まだ、末っ子には
てんさらばさら てんさらばさら (こどものともコレクション2009)
を読み聞かせをできていません。
大人になってから、
「てんさらばさら」という名前は、
一般的ではないということを知りました。
「ケサランパサラン」という名前が有名だそうです。
私にとって、
「ケサランパサラン」という名前は、
化粧品のブランド名という認識。
「ケサランパサラン」で調べたら、
【おしろいを食べて成長するという綿毛のような謎の生物名】
だそうです。
おしろいを食べるって、
「てんさらばさら」じゃん。
「てんさらばさら」って、謎の生物だったの???